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理系学部での学びが活かせる!
設計職「先輩×後輩」クロストーク

profile

  • Kiyohito Tanaka

    田中 聖人

    2012年 新卒入社

    工学部 機械サイエンス学科卒

    エンジニアリング本部
    応用設計部 サブマネージャー

    大学ではカーエンジンに関する研究を専攻。大学での学びを活かせる環境だと感じ、設計職として入社。入社後は建設現場での足場設計を経験後、応用設計部へ異動。現在は同部のサブマネージャーとして後輩育成も担当。趣味は車いじりとドライブ。
  • Tatsuya Kurihara

    栗原 竜哉

    2021年 新卒入社

    工学部 機械工学科卒

    エンジニアリング本部
    応用設計部

    大学では機械動作制御に関する解析・研究を専攻。日綜産業への職業体験を通して仕事の面白さと会社の雰囲気の良さに惹かれ、設計職として入社。現在は応用設計部にて基本業務を学びながら、作図等のサポート業務を担当。趣味は筋トレ。

Q1. 日綜産業の設計職を志望した理由は?

  • 田中

    私は大学で自動車のエンジンに関わる研究をしていたので、正直最初は自動車メーカーを中心に就職活動をしていました。ただ当時は、リーマンショックの影響もあってなかなか就職活動が難しい時期でして。少し視野を広げて探してみたところ、日綜産業の求人が目に留まりました。仮設業界という世界に面白さを感じましたし、製造メーカーでもあったのでモノづくりに積極的に関わっていけるかなと思ったのがきっかけです。
  • 栗原

    僕は大学の就業体験で日綜産業を知りました。2ヶ月間、複数の部署で仕事を体験してみて、「普段の生活の中にも仮設ってたくさん関わりがあるんだ」ということを知って仮設機材がとても身近に感じました。同時に、職人さんの安全に対する熱い想いも聞いて、「ここでなら人や社会の役に立てる仕事ができる」と思いました。
  • 田中

    そうそう。仮設機材って普通の人には馴染みが薄いけど、本当は社会の色んなところで役立っているんだよね。そして、その技術力を支えているのが、私たち設計の仕事という訳です。実はこの応用設計部で新卒1年目の社員が配属されるのは、栗原くんが初めて。普通はまず建設工事の足場設計を行う部署で建築図面に関わることが多いんだけどね。応用設計部では製品自体の設計がメインになるから、機械科出身の栗原くんにはこっちの仕事のほうが馴染み深いよね。
  • 栗原

    はい。大学で学んだ機械製図の内容を思い出しながら日々頑張っています。大学では機械制御システムの解析なども行っていたので、力学関連の知識も少し役に立っています。
  • 田中

    確かに建築図面と機械製図は作り方が全然違うからね。私もそうだけど機械科出身だと機械製図の知識が活かせるのはメリットだね。あと、製品各部の強度計算を行う際は、材料力学や機械要素設計の知識が必要になるから、私も大学で学んだ知識がけっこう役立ったりしたね。

Q2.現在担当している仕事は?

  • 田中

    応用設計部では、自社製品の開発と特注品の設計を担っています。製品開発に関しては、自社独自での製品開発からお客様との共同開発まで様々なプロジェクトが動いています。特注品は、各案件に応じて製品をカスタマイズしたり、ゼロから部品を作ったり。どちらの業務もゼロから製品を作り出す作業なので、難しいことも多いですが、その分やりがいも大きいですよ。
  • 栗原

    僕はまだ入社したばかりなので、田中さんの業務のサポートや課題(作図練習)を中心に作業を行っています。具体的には、既存製品の図面をトレースしたり、図面のない製品の図面を書いてみたり。田中さんにチェックしてもらいながら、試行錯誤する毎日です。
  • 田中

    もう少し経てば、栗原くんにも開発品や特注品の計画を任せていくからね。まずは小さい部品からはじめて、どんどん大きな製品の設計へとステップアップしていこう!
  • 栗原

    はい。頑張ります!

Q3.田中さんが感じる栗原さんの成長は?

  • 田中

    栗原くんはすごく成長スピードが早い!まだ配属されて数ヶ月だけど、CAD操作も最初と比べたら別人のように早くなっていてビックリしました。もう僕より早いと思いますよ(笑)。
  • 栗原

    そんなことはないですよ(笑)。でも、田中さんがCADでの作図テクニックを色々教えてくれるので、自分でも作図スピードは上がったなと思います。最近では、割付の図面(現場の職人さんが足場を組み立てる際に見る図面)と、製作品の図面(工場で製造する際に見る図面)の書き方の違いも学び、使う人の視点に立った図面の書き方を意識しています。
  • 田中

    それはとても良いことだね。現場の視点に立つのか、製造の視点に立つのか、そのイメージができるかどうかで図面の分かりやすさが大きく変わるからね。実際に現場に行ったり、お客様と打ち合わせしたりすると、このあたりのスキルはどんどん伸びていくと思うよ。
  • 栗原

    製品の実物はいくつか見たことがありますけど、まだ実際に作業する様子は見たことがないですね。これから現場にも足を運んで、製品がどのように使われているかを見て学んでいきたいです。
  • 田中

    すごく勉強になると思うよ。ほんとに栗原くんは勉強熱心だよね。栗原くんの「分からないことは自分で調べる」という姿勢にはいつも感心しています。私も見習わないと。
  • 栗原

    ありがとうございます!でも、調べても分からないことはすぐに質問するようにしています。気軽に質問しやすい雰囲気があるので、ずっと一人で悩むということはないですね。

Q4. 今後、栗原さんが挑戦したいことは?

  • 栗原

    今はまだ、既存製品をトレースしている段階なので、早くゼロから製品を作り出すという経験がしてみたいです。やっぱり「ゼロからつくる」というのがこの部署での一番の醍醐味だと思うので。
  • 田中

    そうだね。今後はそういった経験をどんどん積ませていきたいと思っているよ。あとは、営業やお客様との打ち合わせに参加して、設計としての交渉力や、自分の考えを相手に伝える力を養ってほしいかな。お客様の要望をどう製品としてイメージするかは、やっぱりお客様とのやりとりの中で磨かれていくものだからね。
  • 栗原

    はい。そのためにも今は作図の課題を頑張ります!少しずつ経験を積んでいって、いずれは田中さんがやっているような大きなプロジェクトに関われるようになりたいです。
  • 田中

    きっとすぐにできるようになるよ!日綜産業は若いうちから積極的に挑戦させていく社風だし、やる気さえあれば自分のやりたいプロジェクトに手を挙げることだってできる。もちろんみんなでフォローするから、失敗を恐れずどんどんチャレンジしていこう!

就職活動中のみなさんへメッセージ

  • 栗原

    日綜産業の設計は、工事の足場設計や製品の開発設計など、本人の意欲があれば色々な事にチャレンジできるフィールドです。お客様とのやり取りも多く、直接感謝の言葉をいただけることもやりがいのひとつ。建築系でも、機械系でも、学校で学んだ知識を活かすことができると思うので、日綜産業の設計という仕事に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
  • 田中

    人それぞれ就職活動を進める上での「企業選びの軸」が異なると思いますが、自分に合っていると感じる雰囲気や空間のイメージを持っているといいと思います。あとは「何事も楽しもう」という気持ちも大切です。楽しむ気持ちの中から、自分のこだわりや、やりがいといったものができてくると思うので、ぜひ参考のひとつにしてください。