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3Sシリーズ

3Sシリーズとは
このシステムはワンタッチ式のクサビによってバーチカル(建地材)とホリゾンタル(水平材)を結合させ、組み立てる仮設構造物である。
3Sとは足場(Scaffolding)、支保工(Shoring)、構造物(Structure)の頭文字を取ったネーミングであり、今日様々な分野で使われている国内のクサビ緊結式システムの元祖である。
仮設構造物の革命
当時の足場は、単管をクランプでジョイントした単管足場か、または枠組足場しかなかった。単管足場は、クランプでのジョイントに手間がかかり、強度計算にも多大な時間を要した。また、支保工にあっては、枠組足場とパイプサポートが主流であったが、自在性の不足や組み手間などの問題をもっていた。
「もっと簡単にセットできる足場や支保工はないのか」が多くの現場の声であった。このときに開発されたのが「3Sシステム」である。
応用性に富んだ、システム化されたクサビ緊結式3Sシステムの出現は、まさに「仮設構造物の革命」とまで言われた。
不適格と言われた「クサビ式」へのこだわり
仮設業界では、クサビ式のものは振動で緩むので不適格と言われていた。しかし、技能が無くてもハンマーひとつで簡単に組めるクサビ式は、その施工性だけでなく高所での作業時間短縮=安全性の向上にも繋がるため、日綜産業ではこのクサビ式を採用、「クサビ緊結式足場」の開発に乗り出した。緩まないクサビの開発には2年以上の期間を費やした。その安全性とシステム性が評価され、社団法人仮設工業会による「仮設構造物等の安全性に関する承認制度」の承認第1号となった。
足場・支保工の設置時間、安全性が格段に向上。次々とシリーズ化
従来はクランプをラチェットで締め付けるのに時間がかかったが、3Sのクサビ式はハンマーで2〜3回打ち込めばよいため、作業員は組み立て時間の短縮に喜び、ゼネコンは部材1本1本の強度も明確であることから、安全性からも大好評を博した。また、支柱1本あたりの強度が大きいので、作業空間や通路幅が大きくとれて、作業がし易くなった。
この3Sの出現によって、以降、建築・土木・プラント・造船・イベントなどあらゆる分野において、足場・支保工・観覧席・パビリオンの仮設ブースなど幅広い用途で採用されており、開発して20年以上経った今日も当社のメイン製品の一つとなっている。また、3Sシステムはオクタゴンシリーズを筆頭に、DOBOKUシリーズ・マルチベントシリーズ・メガベントシリーズ・ドッキングタワーシリーズと、重荷重対応型のシリーズが続々と開発され、これらの製品は今日では高速道路上部工工事の支保工やプラントでの大型機械搬入架台として大活躍している。
3Sシリーズ 製品情報
3Sオクタゴンの詳細情報はこちら マルチベントの詳細情報はこちら メガベントの詳細情報はこちら
観覧席の詳細情報はこちら 法面8号の詳細情報はこちら 法面2号の詳細情報はこちら
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