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手すり先行工法

日本の建設安全における大躍進
この工法は平成15年4月に国土交通省が全面的に採用を義務化した工法である。国土交通省は過去10年間(旧建設省時代も含む)、同省直轄工事の墜落災害状況を調査した結果、あまりの多さから対策を考えているとき、同省の北陸地方整備局がパイロットプランで「手すり先行工法」を研究していた。これを全省で採用したものであり、労働災害の防止で日本最大の発注機関である国土交通省が開発したことは、日本の建設安全史上きわめて特筆すべきことである。
ダミー人形による落体実験
命綱だけに頼ってはいけない
当社でも枠組足場の交差筋交い(ブレース)のすき間から人が落ちることを防ぎたいと永年研究を重ねていた時期であり、国土交通省の動きから、より製品の開発に拍車がかかり、平成12年に「F-1シリーズ 先付け手すりユニット」の完成を見た。さらに平成21年には、先行手すり、二段手すり、巾木が一体型となった「セフトパラペッター」が発表された。
当社では、早くから墜落災害の防止を全て「命綱」に頼ることを問題視していた。命綱をつけて落ちた場合、体重の10倍近くの負荷が腹にかかり、内臓や腰を痛めることが実験の結果分かっていたからだ。
そこで、手すりに命綱をつけて落ちた場合、手すりが外側へV字型に曲がることにより、腰や腹への負荷を軽減させる構造を採用した。また、手すりの強度は100?s対応とし、通路を歩いていて転倒し、手すりにつかまっても安全なように工夫を施した。
キーワードは丈夫でコンパクト
当社の手すり先行工法が発売時より好評を博している理由の一つが安全性である。つまり100?sの衝撃に対応できる製品であるということ。通路を歩いていて、よろけて手すりにつかまったとき、手すりごと落下するということは絶対に避けなければならない。採用された現場からは、安全性が高い、また作業員からも安心感があるという声が営業各店へ多く寄せられている。また当社の製品は支柱・手すり・つま先板と、部材がそれぞれ別々なので、運搬もしやすく保管場所も取らないという点も評価のひとつである。
手すり先行 製品情報
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